みんなの小さな幸せ日記

みんなの小さな幸せ集めました。

親も心の夏休みを味わいました。

子供は、加速度的に成長していきます。反して、親である大人は減速的に逓減していきます。

いつの間にか、上の娘は大学生です。実家を離れ寮生活を送っています。
先日、夏休みを利用して帰省してきました。

 

暫くぶりに会った娘は、年がら年中の制服姿から、バイト代で買ったという、今風の服を身にまとっていました。更に化粧も施して見た目は、少々大人の仲間入りを感じました。


 それでも、「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、束の間の実家での暮らしは、以前と変わらず、親任せの日々でした。

 

遊びに行くとなれば、送ってくれ、迎えに来てくれと、親をこき使います。
ある程度の値段が張る必要なモノは、向こうでは買わずに、わざわざ帰省した時に調達します。勿論、親の出費です。


まだまだ、親を頼りにしています。いや、良いように使われています。

そんな親へのわがまま対応を見ていると、心が和みます。子は、いずれは大学を卒業し社会人となり、独立、自立していきます。寂しいけれど、それが人生です。そうでなければ、人としての成長も止まってしまいます。


離れて暮らしてみると、常に、娘の事が気になります。

ちゃんと食べてるのか? 友達は出来たのか? お金はあるのか?等々。


親離れに子離れと言いますが、明らかに親は子離れが出来ない生き物なんだなと、実感するこの頃です。


そんな中での、娘の帰省。変わらぬ実家での生活ぶりは、久方ぶりの幸せを感じた夏の出来事でした。