みんなの小さな幸せ日記

みんなの小さな幸せ集めました。

自分よりも誰かのために

暗い書き出しになってしまいますが、私は小学生の頃に火災で弟を亡くしてしまいました。 当時小学5年生の私、力もなく、背も小さく、根性もなく、度胸もなく、ただただ燃え崩れて行く我が家を眺める事しか出来ませんでした。


本当に涙が止まりませんでした。自分の無力さに涙を飲むだけでした。


私の意識はここからがらりと変わりました。強くなりたい、もうあんな思いはしたくない。そこから小学、中学、高校と小さい頃からやっていたスポーツを続け、高校卒業すぐに、陸上自衛隊へ入隊しました。

 

かなりざっくりですが、私が入隊を決意したのは過去の経験から、自分なんかよりも誰かのために身を挺して尽くす事、もちろん、自衛隊にいる以上、災害派遣などでその機会はやってきました。

 

何もない事が一番なのですが、必ず出動する機会は出てきます。こんな事も書きながらも今は自分が本当にやりたかった仕事に就きまして、自衛隊は2任期満了(4年間)でやめてしまいましたが、自衛隊を2年以上続けた人が入る事を許される、即応予備自衛官に所属しています。

 

簡単に説明しますと、普段は民間人、有事の際には自衛隊と共に出動する事です。そのために、定期的に、自衛隊と同じ訓練を受けなければなりません。普段は仕事終わりにジムに通うようになりました。


誰かのために、それは家族だったり、恋人だったり、友人だったり、そこらで困ってる人だったり、そんな事に手を差し伸べてあげる事に私は本の少し、幸せを感じます。