我が子の子供の成長に涙がほろり
我が家には小学生の二人の息子がいます。
今でこそかわいいと思える子供達ですが、もともと可愛いものとおしゃれが好きな私としては当初から娘を持つことが夢でした。
体力もありわんぱくな子供たちに振り回されるような生活を送って、毎日ヘトヘトになっていました。
しかし、下の子が小学校に入学したあたりから自分の時間を持てるようになり、もともと好きだった手芸を再会しました。
さて、何を作ろうかと考えたときに一番に思いついたのが息子たちの服です。
カラフルな服が好きな私の息子たちですが、年々男の子の服ってモノクロの物が主流になってしまうんですよね。
もしくはスポーツブランドのジャージ。
でも、うちの息子たちはそれが嫌なようで毎回カラフルな服を探すことに苦労していたので、この際作ってしまおうと思ったのです。
幸い二歳の年齢差があるものの、二人の体格差が殆ど同じなので一枚の型紙で服が作成できることも私のやる気を盛り上げてくれました。
息子たちに話すととても喜んでくれ、一緒に生地を選びに行くことになりました。
上の息子は高学年になり、親との距離をとりたい時期かなと思ったものの一緒に洋服の作成を楽しんでくれました。
そして、できた服を見た二人は「ママ、ありがとう」ととても輝いた笑顔を私に向けてくれました。
その上、出来たパンツを見た長男は「ここには僕がボタンを付けたい」といって、弟の分とお揃いに買った木製のボタンを二着分縫い付けてくれました。
今年から家庭科が始まったというものの、糸を通すだけでもかなりの時間を要してしまうような状態でも懸命にボタンをつける息子を見て、その成長に涙がこぼれそうになってしまいました。
こうした親子の時間こそが私の小さな幸せです。